デュララスト30mg

説明

デュララスト30mgについて

デュララスト30mgは、早漏の治療に役に立ちます。この薬は、SSRI（選択的セロトニン再取り込み阻害剤）に属するダポキセチンを含んでいます。

早漏（PE）の主な原因はシナプス間隙でセロトニンの作用が弱いことと考えられています。セロトニンは神経伝達物質で、神経細胞が通信するために重要な化学物質です。性的な刺激が最大限に達したとき、感覚神経が射精するように指示されます。セロトニンが十分ではないため、神経はクライマックスの前に、射精につながる通信を受け取ることができません。ダポキセチンはセロトニンの濃度を高めることで、神経細胞の通信を改善します。

この薬は、性行為を行う1〜3時間前に飲む必要があります。医師の処方に従って服用することがすすめられています。適量より少ない量を服用すれば充分な効果が得られなく、適量より多い量を服用すれば望ましくない副作用が出る可能性があります。

この薬は、女性が使用するものではありません。特に、妊娠中および授乳中の女性は充分に注意する必要があります。デュララスト30mg（ダポキセチン）は硝酸塩を含む薬や他のED治療薬やPE治療薬との組み合わせを避けてください。

最近心不全になった方、高血圧（血圧が高い）や糖尿病のある方は、この薬を使用する前に医師に相談する必要があります。

ダポキセチンを、医師に受診されず、注意事項を守らずに服用すれば、望ましくない副作用（紅潮、頭痛、めまい、目のかすみ、筋肉痛、胃の不調、鼻づまり、発疹など）が起こることがあります。医師の指示に従うことで、インポテンツ（EDやPE）を、効果的かつ安全に、克服することができます。

ダポキセチンに対するアレルギーや不健康な状態のような他の例外的な原因によって副作用が起こった場合は、直ちに医師に相談してください。

デュララスト30mgの用途

• 早漏

デュララスト30mgのメリット

デュララスト30mgはSSRI（選択的セロトニン再取り込み阻害剤）と呼ばれる薬剤のグループに属します。この薬は、有効成分として、早漏を改善するダポキセチン（30mg）を含んでいます。ダポキセチンは、脳内のセロトニン値を高めつつ、吸収・分解を防ぎます。性的な刺激を受けているときのみ薬の効果があります。性行為を行う1〜3時間前に服用する必要があります。食事の有無のいかんを問わず服用することができます。

デュララスト30mgの副作用

• 一時的な勃起障害
• 紅潮
• 赤み
• 頭痛
• 消化不良
• めまい
• 筋肉痛
• 胃の不調
• 発疹
• 鼻づまり
• 目のかすみ

深刻な副作用を避けるため医師が処方した投与量を服用してください。副作用が長い時間持続する場合は、医師に受診してください。

デュララスト30mgの服用法

この薬は、性行為を行う1〜3時間前に服用する必要があります。薬の効果がでるまでの時間には個人差があります。食事してもしなくても服用できます。医師の処方に従ってください。

薬の働きについて

デュララスト30mgは、SSRI（選択的セロトニン再取り込み阻害剤）に属するダポキセチンという有効成分を含んでいます。早漏（PE）の主な原因のひとつは、脳内のセロトニンの不足です。ダポキセチンは、セロトニンの生成を高めつつ、吸収・分解を抑制します。これにより、性交のときにセロトニンが増加することで、早漏を治すことができます。

薬を飲み忘れた場合は？

錠剤を服用し忘れても、心配する必要はありません。気づいたらすぐに錠剤を服用してください。次の服用時間になった場合または遅すぎた場合は、飲み忘れた分を飛ばして次回の投与量を服用してください。飲み忘れた分を補うために1回で2回分の投与量を服用しないでください。

銘記のポイント

• 意識低下、視力障害、眠気やめまいなどの症状を引き起こす可能性があるため、運転する前に服用しないでください。
• アルコールは薬の作用を妨げられるので、飲酒しながら服用しないでください。
• この薬は、早漏（PE）の治療薬で、女性が使用してはいけません。特に、妊娠中および授乳中の女性は、使用しないように注意してください。
• 腎臓病がある方は、服用する前に医師によく相談してください。
• ニトログリセリン、一硝酸イソソルビド、二硝酸イソソルビド、ニコランジルなど他の薬剤との相互作用を避けてください。

よくある質問

デュララスト30mgとは？

デュララスト30mgはSSRI（選択的セロトニン再取り込み阻害剤）です。この薬は早漏（PE）の治療に使用されることが知られています。脳内セロトニンを高める作用があるので、抗うつ薬とも呼ばれています。有効成分のダポキセチンを含んでいます。

ダポキセチンとは？

SSRI（選択的セロトニン再取り込み阻害剤）であるダポキセチンは、脳内のセロトニンを増加させる働きがあります。セロトニンが分解するのを予防し、早漏の治療に役に立ちます。

デュララスト30mgの効果時間はどのくらいですか？

薬の効果は最大12時間持続することがあります。最良の結果を得るために、医師の指示に従ってください。

デュララスト30mgは副作用がありますか？

主な副作用として頭痛、吐き気、胃のむかつき、筋肉痛、消化不良、めまい、目のかすみなどがあります。副作用が長期間的に持続したら、医師に相談してください。

デュララスト30mgを服用する前に覚えておくべき点は何ですか？

性行為の1~3時間前に服用する必要があります。医師が処方した投与量のみ服用してください。人によって投与量が異なるので、処方された量より多い量を服用すれば副作用を引き起こす可能性があり、処方された量より少ない量を服用すれば期待通りの効果が得られません。錠剤は空腹または食後に服用することができます。毎日同じ時間に服用してください。飲み忘れた場合は、1回で2回分の投与量を服用しないでください。薬の服用時間を過ぎている場合は、できるだけ早く服用してください。健康状態と現在服用している薬についても医師に伝えてください。

ダポキセチンはどのくらい効果が持続しますか？

ダポキセチンの効果は、服用後1〜3時間ほど持続します。場合によっては、12時間まで効果を持続することができます。10人中8人の男性に効果があります。射精する前に勃起の2倍、3倍の効果を実感する男性もいます。

ダポキセチンを服用してはいけない方は誰ですか？

心臓病患者、または過去に心不全や心臓発作、何らかの心状態があった方の場合は、ダポキセチンを服用しないことを推奨されています。中程度から重度の肝障害がある場合は、薬を服用しないでください。低血圧で失神しやすい人もダポキセチンを服用しないでください。さらに、望ましくない副作用を防ぐために、今まで服用していた全ての薬について、必ず医師に伝えてください。